「女川セラミカ工房
勝手に広報部」とは?
呼ばれてないのに現れた!
「震災で色を失った町をスペインタイルで彩りたい」という女川セラミカ工房のチャレンジに魅せられて、勝手に?応援を始めた東北応援団 白金支部の有志による広報部!
合言葉は「ノーリーズン、理由なんていらんねん」。



お知らせ
次号の配信時期:3月中旬
No.2「女川スペインタイルに惚れすぎた旅!」
セラミカ工房をもっと知りたくなってしまったあなたへ贈る代表 阿部鳴美さんへのインタビュー特集!
セラミカ工房の魅力に惹きこまれる方続出かも!?"



みなとまちセラミカ工房
女川駅前プロムナードへ移転リニューアルOPEN!
店舗では手作りのスペインタイルが購入出来るだけでなく、スペインタイルの絵付け体験も出来ます! 色鮮やかなタイルに心まであったか~くなるお店

みなとまちセラミカ工房
〒986-2261 宮城県牡鹿郡女川町女川駅前
シーパルピア女川E棟21
連絡先:0225-98-7866
webサイト:
http://www.ceramika-onagawa.com

【第1回】セラミカ工房 阿部さんと歩く女川スペインタイルの旅


みなさん、『スペインタイル』って知っていますか?
宮城県女川町に「震災で色を失った町を“女川スペインタイル”で明るく彩りたい」
その想いでスペインタイルの制作・販売を行うNPO法人「みなとまちセラミカ工房」を立ち上げた、阿部鳴美さんという女性がいます。 女川町の復興を後押しするセラミカ工房を応援したい!!
ということで、プロジェクトのお話を伺うため阿部さんに会いに女川町へ行ってきました。
勝手に広報部、第一弾として「セラミカ工房 阿部さんと歩く女川スペインタイルの旅」をみなさんにお届けします!


「できたてほやほやのプロムナードがお出迎え!」
2016116() AM 10:30
ジャーン!!昨年3月に再開したJR女川駅の駅舎です。

来ちゃった
こちらは昨年12月23日にオープンしたばかりの駅前プロムナード!到着した朝には、パラパラ雪が舞っていました。ふぅぅ~、寒いよ。しかし午後には爽やかな晴天に。



「いよいよ工房へ!色鮮やかなタイルに体感温度も5℃増し」
AM11:00
みなとまちセラミカ工房へ到着
できたてほやほや、移転オープンしたばかりのセラミカ工房です。
「セラミカ」とはスペイン語で焼き物という意味なんだって!

いよいよお店の扉を開けて、ごた~いめ~ん。
素敵な笑顔で迎えてくださった、セラミカ工房代表の阿部鳴美さんです。

セラミカ工房では
「“女川スペインタイル”を新しい町の産業として根付かせ、町の文化として育てたい!」
「2017年1月までに、女川の街を彩るスペインタイを10,000枚作る!」という大きなプロジェクトに挑戦されています。
このプロジェクトに賛同する方たちからのご寄付をお預かりし、目録をお渡ししました。

店内はスペインタイルでいっぱい。
先ほどまで外の寒さに震えていたのに、独特の色鮮やかな明るいタイルを見ているだけで、体感温度5℃増しです!!!


「スペインタイルの絵付けは誰にでも出来るのか!?」
セラミカ工房ではお買い物だけでなく、スペインタイルの絵付け体験も出来るんです。
ということで、実際に絵付けを体験させていただきました。さぁ、やってみよう!
① 最初にデザインを選び、タイルに絵を書いて~♪カリカリカリ・・

② スポイトで色をのせて~♪
簡単そうに見えるのに、実際にやると結構むずかしい作業。技術がいります。

油断したら、ぶぅわっと色がはみだし焦るが、すかさず阿部さんがアシスト。
「失敗しても大丈夫。はみ出しても後で直せますからね。」阿部さん、超やさしい~の

③ はみ出した箇所を修正して完成♪あとは工房のクリエイターさんが窯で焼いてくださるとのこと。完成品は3週間~1か月後に自宅に届きます。


「阿部さんが案内する女川町内スペインタイルめぐり」
PM12:00
あっという間にお昼。まずは腹ごしらえという事で阿部さんオススメのお食事処「明神丸」へ!セラミカ工房のすぐ近く。新鮮なまぐろが売りのお店です。このボリュームでなんと1,000円!

PM13:00
お腹もいっぱいになったところで、町中に貼られているセラミカ工房のスペインタイルを案内していただきます。
まずは、トレーラーハウスを利用した宿泊施設「El faro(エルファロ)」へ。
セラミカ工房として最初の作品をお嫁にだした場所で、El faroの方が「大事に育てます!」と受け取ってくださったそうです。

部屋の入り口に飾られたスペインタイル!阿部さんの思い入れのある作品のひとつ

運動公園災害公営住宅へ移動。
各棟の入り口に、様々なデザインのスペインタイルが設置され住民の方々をお出迎えしています。

セーラー服姿の中学生が描かれたスペインタイル前での小話。
阿部さん:「このセーラー服、50年以上デザインが変わっていないんですよ!」
広報部H:「えぇ~今もですか?」
阿部さん:「今もです。工房のスタッフ65歳と19歳が同じ制服着ていましたからね(笑)」
100年経っても色あせないスペインタイルとともに、女川のセーラー服もこのままであってほしいぞ。

続いて、町民に愛されているみんなの喫茶店「お茶っこクラブ」へ。

トゥールルットゥワオワオワー ウー イェ~♪
第一町民 発見!
偶然にも阿部さんのお知り合いの方でした!

さらに移動し、震災後にできたコンテナ商店街「きぼうのかね」へ。
各店舗に飾られた、それぞれのお店の特徴が際立つスペインタイルたち。

英国ウィリアム王子も訪れた「カフェ セボラ」店主の堂賀光枝さんと。

ここは思い出の旧店舗。
今後は陶芸制作もできる工房としてこの場所を活かしたいと教えてくださいました。


「町と人をスペインタイルで繋げていきたい。その熱き思い」
PM15:00
最後に工房に戻り、プロジェクトについて熱い思いを伺いました。

待望のプロジェクト1枚目の設置予定場所は、駅前の「ダイシン&かふぇさくら」。
店舗前の階段に、一段に25枚で約100枚を貼る予定だそうです。実際にタイルが並べられた様子をはやく見たい!

セラミカ工房を支えるクリエイターの方々。熱心に作業されています。


「別れのとき、また来ますと誓って・・・」
PM17:00
いよいよ、お別れの時間。
阿部さんが見送ってくださるなか、後ろ髪をひかれつつ工房を後にしました。
私たちも町中にスペインタイルをぜひ貼りたい!という気持ちでいっぱい
あぃるびぃ~ばっく。また来ます!

To be continued..

「セラミカ工房阿部さんと歩く 女川スペインタイルの旅」現地レポート編はここまで。
次回はセラミカ工房をもっと知りたくなってしまったあなたへ贈る「女川スペインタイルに惚れすぎた旅!」阿部さんインタビュー編をお届けします。阿部さんとセラミカの魅力に惹きこまれる方続出かも!?乞うご期待。

<みなとまちセラミカ工房>
住所:〒986-2261宮城県牡鹿郡女川町女川駅前シーパルピア女川E棟21
電話:0225-98-7866
HP:http://www.ceramika-onagawa.com
JR女川駅直結のプロムナードへ移転リニューアルOPENしたばかり!
店舗では手作りのスペインタイルが購入出来るだけでなく、今回ご紹介した絵付け体験も出来ます。